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京薬会愛媛県支部総会2025報告

 令和7年6月22日(日曜日)午前11時から午後3時に京薬会愛媛県支部総会をホテルマイステイズ松山で開催いたしました。
 前回開催は2018年6月で、開催を予定していた頃に新型コロナウイルス感染拡大で中断となり、今回は7年ぶりの開催となりました。
総会は曽我部紀行愛媛県支部長(1970年卒)の開会の辞で始まり、次に今回の案内状をお送りした中でご遺族から知らせのあった3名の物故者へ黙とうを捧げました。
 ご来賓として京薬本部より平松信祥京薬会会長と西野武志京薬会相談役のご臨席を賜り、平松京薬会会長に「京薬会の活動」と題して講演をしていただきました。“京薬会ビジョン”の紹介では京薬会のリンクを構築し相互にコミュニティで繋がりができる京薬会を運営と話され、また印象に残ったのは新型コロナウイルス集団感染が発生したダイアモンド・プリンセス号に乗り込まれ対応にあたった薬剤師が同窓生で、映画「フロントライン」でも取り上げられているという紹介でした。
 

 西野相談役には「曼殊院の菌塚を考える」と題して講演をしていただきました。京都左京区の曼殊院門跡にある「菌塚」が紹介され、微生物の生存能力、サイクリング療法、プロバイオティクス、プレバイオティクスなどについて興味深い内容の講演でした。
 懇親会開始までの時間に集合写真撮影と若い世代の卒業生から一人ずつ自己紹介をしました。この自己紹介により参加者の距離が狭まり12時30分より懇親会が開始になりました。乾杯の挨拶を出席者で最年長の澤田乙吉様(1961年卒)にしていただきました。澤田先生のユーモアたっぷりの楽しいスピーチは健在でした。
 次に、令和6年春の叙勲で土居靖典様(1968年卒)が瑞宝双光章を受賞されたことが披露されました。土居先生は長年にわたり学校薬剤師として学校の環境衛生に尽力され、学校保健功労の分野において、その功績が認められての栄えある受賞です。サプライズで土居先生の受賞を祝し、会を代表して新井優希さん(2023年卒)が花束を贈呈しました。
 

 余興は曽我部支部長率いるバンド「助さん格さんバンド」のパフォーマンスがあり、ボーカルの曽我部支部長の青春時代に流行ったフォークソングなどを数曲披露して演奏とおしゃべりで盛り上がりました。
 

 そのあとの、京薬グッズ販売は準備をしていたグッズは完売しました。
 会も終盤に差し掛かり、みんなで京薬大校歌を斉唱しました。
 最後に土居靖典愛媛県支部顧問の閉会の辞があり、次回開催での再会を約束し一本締めで会は終了しました。                
(記:運勢知子 1979年卒)