会長の挨拶
就任のご挨拶~歴史の継承と未来への取り組み~
京都薬科大学京薬会
会長 神 川 邦 久
(昭和56年卒)
会長 神 川 邦 久
(昭和56年卒)
2026年7月より京都薬科大学同窓会「京薬会」会長を拝命することとなりました。140年を超える歴史を持つ母校と、約25,000名の卒業生をつなぐ重責を担うにあたり、身の引き締まる思いです。
私は1981年に京都薬科大学を卒業後、武田薬品にてシニアリサーチマネージャー、臨床開発部長、その後、武田分析研究所社長、住化分析センター理事を経て、岡山大学では大学院医歯薬学総合研究科教授として新医療研究開発センターにて臨床研究のプロジェクトマネジメント、橋渡し研究支援の拠点統括、オープンイノベーション機構統括クリエイティブマネージャーなどを務めてまいりました。40年以上にわたり医薬品開発・研究支援・産学連携の現場に身を置く中で、薬学の可能性と薬剤師・研究者が社会に果たす役割の大きさを実感してきました。
正直に申し上げますと、若い頃は京薬会活動にほとんど関わっておりませんでした。3年前に役員となった際、私のキャリアの節目ごとに「京薬の仲間」に支えられてきたことを改めて思い起こすとともに、京薬会の役割の大きさに気づき、活動に本腰を入れるようになりました。
一方で、卒業生のつながりの希薄化、同窓会組織の持続性、大学ブランドの維持など、京薬会を取り巻く環境と課題は大きく変化しています。薬剤師の活躍領域も医療・地域・企業・行政・国際へと広がり、卒業生のキャリアは多様化しています。 こうした変化の中で、京薬会が果たすべき役割は、これまで以上に重要になってきました。
新体制のご紹介と京薬会の現在地
■ 新体制会長と3名の副会長が「リンク」「総務・IT・DX」「サステナビリティ・広報」「大学連携・支部支援」などの重点施策を担当し、委員会・プロジェクトを配置する体制としました。
■ 「ビジョン実行フェーズ」へ
2025年に策定された「京薬会ビジョン」は、 会員ファースト/親睦/大学への支援/社会への貢献 の4つを柱とし、京薬会の未来像を示しました。2026年度からは、このビジョンを“実行”へ移す段階に入ります。
≪ビジョン実現のための4つの施策≫
- 1.会員の資質向上と支援を目指したネットワーク構築
- Ⅱ.親睦を軸とした持続的な組織運営
- Ⅲ.大学との連携強化
- Ⅳ.京薬スピリットの醸成と社会貢献
- 京薬会リンク:職域・世代を超えたネットワーク形成を目的とした新しい取り組みで、京薬会の未来を支える“新しい血流”です。
- IT・DX:DXによるネットワーク基盤の構築は“会員同士がつながるためのインフラ”です。
- サステナビリティ:人材と収入確保に基づいた持続可能な組織運営を目指します。
- 大学との連携強化:「京都薬科大学–京薬会連絡協議会」は、大学と同窓会が同じ方向へ歩むための重要な仕組みです。
〔会員が「参加したくなる」同窓会へ〕
“卒業生が集う心地よい交流拠点=サード プレイス” を目指します。
〔大学との協働によるブランド強化と社会貢献〕
大学のブランドは卒業生の方に大きくかかっていると考えます。
京薬会は、ふるさと実習、生涯教育、就職・キャリア支援、研究・産学連携で支援します。
京薬会は、ふるさと実習、生涯教育、就職・キャリア支援、研究・産学連携で支援します。
結びに、京薬会は今、大きく変わろうとしています。しかし、変革の中心にあるのは“組織”ではなく、一人ひとりの会員の皆様です。
約25,000名の卒業生の経験・知恵・情熱こそが京薬会の最大の財産であり、その力が集まるとき、京薬会は必ず新しい価値を生み出すことができるのではないでしょうか。
これからの京薬会を、皆様とともに創り上げていきたい。 その思いを胸に、会長として全力を尽くす所存です。
どうか、温かいご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
(2026年7月)
