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京薬会 岡山支部総会

 令和7年10月25日(土)、岡山市内の「ピュアリティまきび」において、京薬会岡山支部総会を開催しました。当日は来賓4名とふるさと実習中の学生1名を含め、昨年を上回る36名が集いました。
 開会に先立ち、3名の物故者への黙祷が捧げられた後、司会の緋田哲治氏(S57卒)より物故者との思い出が語られ、和やかな雰囲気の中で会が始まりました。冒頭では、本年度より新たに支部長に就任された新留香二氏(H3卒)から挨拶があり、自己紹介とともに新体制の幹事紹介が行われました。参加者一同から温かい拍手が送られ、新体制への期待が感じられました。続いて、議事に従い会計報告(渡辺麻里子氏・H21卒)、監査報告(新留氏)、代議員報告(新留氏)が行われました。
 その後、木曽誠一理事長(S55卒)から新校舎建設やプロムナード整備の進捗について紹介があり、「学生がワクワクするような自由な学びの場を目指している」との言葉が印象的でした。赤路健一学長からは大学の近況報告とともに、在学生への経済支援の紹介があり、奨学金制度の充実を実感する機会となりました。京薬会幹事の神川邦久氏(S56卒)からは京薬会が掲げるビジョンについて説明があり、その一つに「生涯にわたり会員同士が学び、交流できる場の提供」が挙げられました。卒業後も母校とのつながりが続くことを改めて認識できる時間でした。総会の終盤では、今年5月の代議員総会をもって退任された山田作夫前支部長(S52修)に、支部会員一同より感謝の意を込めて花束が贈呈されました。長年にわたり支部運営にご尽力いただいた功績に、会場からは大きな拍手が送られました。
 懇親会は、西野武志相談役(S45修)の乾杯挨拶で開宴しました。挨拶では「千里同風」「万里同心」という言葉の由来に触れられ、離れていても同じ志を抱く仲間としての絆を確かめ合う、温かなひとときとなりました。ビンゴ大会では景品が参加者数を上回るという嬉しいハプニングもあり、世代を越えて終始笑顔の絶えない交流の場となりました。(景品の一番人気は京薬会トートバッグでした!)
 岡山支部では、会員同士のコミュニケーションを活性化するため、公式LINEアカウントを開設しています。本会での案内を通じて新たな登録者も増え、今後の支部活動のさらなる発展が期待されます。最後に学歌斉唱が行われ、上田公一氏(S36卒)の挨拶をもって閉会となりました。次年度総会での再会を誓い合い、盛会のうちに幕を閉じました。
(記 奥田 浩人:平成18年卒)